6  日本の自然災害 Tai họa tự nhiên Nhật Bản

 

日本は自然災害が多い国です。太平洋を取り巻く地域は大地の動きが活発で、しばしば地震が発生します。地震はいつ、どこで起こるか予知が難しく、大きな被害をもたらします。日本の近くの海底で地震が起こると、津波が引き起こされ、さらに被害を大きくします。最近では202411日の能登半島地震、2011311日の東日本大震災、1995117日の阪神・淡路大震災などで多くの人命が失われ、生活が破壊されました。今から約100年前に発生した関東大震災とその直後の火災では東京や横浜などで10万人以上が亡くなりました。

 

また、日本は火山が多いですから、噴火による災害も起こっています。例えば溶岩流や火砕流、有毒ガスなどによって大きな被害を受けます。

 

 

日本はアジア大陸と太平洋の間に位置し、夏は多くの台風が日本列島を通過して行きます。特に7月ごろの梅雨(つゆ)の時期に重なると集中豪雨となって大洪水を生じ、また山くずれなどの土砂災害を起こします。一方、冬の日本海側では豪雪の被害を受けます。