第4回 日本の地形 Địa hình Nhật Bản
日本は平地が少なく、国土の約4分の3は山地です。北海道地方から関東地方までの東日本では山脈が南北に走っています。また近畿地方から九州地方までの西日本では東西に走っています。そして、まん中の中部地方には日本アルプスと呼ばれる3,000mを越える山々がそびえています。日本は火山がたいへん多く、火山の噴火や地震がたびたび起こります。
日本の国土は細長く、海が近いため、川は流れが急で、距離も短いです。例えば、メコン川が4,200キロもあるのに対し、日本で一番長い信濃川(しなのがわ)でも370キロぐらいにしか過ぎません。また、湖や沼も数多くあります。日本の国土は狭いですが、変化に富んだ美しい景観を見ることができます。
その様子をYoutube「汽車」の歌詞で見てみましょう。
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今は山中今は浜 今は鉄橋渡るぞと 思う間もなくトンネルの 闇を通って 広野原
遠くに見える村の屋根 近くに見える町の軒 森や林や田や畑 後へ後へと飛んで行く
(意味:汽車が走って行きます。今は山の中、そしてすぐ海に出ます。さあ、大きな
川にかかる鉄橋を渡るよ、と思ったらすぐに暗いトンネルの中。トンネルを
抜ければ、広い野原。村々が遠くに見えます。近くには家が建ち並んだ町で
す。森や林や田や畑がどんどん後ろへ飛んで行きます。)