第4回  畜産業 Ngành chăn nuôi

 

畜産業というのは、牛、豚、にわとりなどの家畜を育て、肉や牛乳、卵、皮革などを生産する産業で、食料自給率の向上や地域経済の活性化に貢献しています。日本は森林が多く、牧草地が少ないため、家畜を育てるには長時間労働を強いられ、生産性が低くなります。また、ふんや臭い、水の汚れなどの問題があります。さらに畜産農家の高齢化や後継者不足といった困難があります。そのため、企業による大規模な経営が行われている所があります。また、地域特産の高級ブランドとしての肉牛やにわとりの生産も目立っています。

 

主な生産地としては、肉牛、乳牛とも北海道が多いです。豚は反対に暖かい九州が多いです。そしてにわとりは全国各地で生産されています。