第5回 林業 Lâm nghiệp
日本は山地が多く、森林が豊かです。昔から家を建てたり、燃料としたり、紙の原料として使ったりしてきました。
森林は、動物や植物はもちろん昆虫、微生物などいろいろな生物のすみかとなっています。森林は酸素を排出し、二酸化炭素を吸収することで地球温暖化を抑える効果があります。森林の樹木が地中深くまで根を張り、山の土や石が流されないようにすることで、私たちの生活を守ってくれます。また、森林は「緑のダム」と呼ばれるように、雨水を貯えるので洪水や渇水ような災害からも守ってくれます。そして、森林の美しい景観は私たちに心の安らぎをもたらしてくれます。
日本の森林面積は約2,600万ヘクタールで国土の約70%に当たります。北海道、長野県、新潟県に多く、一方、東京都や大阪府などでは少ないです。
現在は値段の安い輸入木材が多くなり、国産木材は減ってきています。また、木材に代わってプラスチックや金属を利用した製品が広まっています。さらに林業従事者の高齢化が進むなど、日本の林業は厳しい状況に置かれています。