志望理由書   Thư trình bày Nguyện vọng 

 

皆さんの中には日本の会社に入りたい、日本の大学に行きたいと考えている人がいるでしょう。その場合、必ず必要になるのが「志望理由書」です。今回はその書き方について実例を見てみましょう。 

 

次の①から④までが志望理由書です。その次の111222333が志望理由書を書くときに考えなければならない重要な点です。

 

私はハノイ〇〇大学で経済を専攻する一方、約2年間、日本語を勉強しました。私は幼いころドラえもんが大好きでした。子供心に「日本人はどうやってあんなに頭のいい猫を作り出せるのだろうか。」と考えました。大人になって、日本についていろいろ学ぶ中で、日本はかつては原爆の悲劇や敗戦後の苦難を味わい、今も毎年のように地震や台風などの天災に痛めつけられながらも、世界の経済大国にまで成長した、その秘密を知りたいと思うようになりました。

20××年10月、ハノイのベトナム・日本人材協力センターで行われた日本語スピーチコンテストで優勝しました。私は日本語専攻ではないし、とても勝てる自信はなかったのですが、自分の実力でどこまでいけるのか頑張ってみよう。優勝できればうれしいけれども、負けてもいいから貴重な経験をしてみようと自分に言い聞かせました。結局、参加者50人の中から最優秀者に選ばれ、言葉で表せないほどうれしかったです。優勝は私が力を尽くした結果であり、努力すれば成果が現れることを実感したからです。私は必ずしも各科目で第1位ではありません。しかし困難に負けない努力家であることを誇りに思います。

優勝のご褒美は、日本への一か月間の旅行でした。日本人家庭でのホームステイを通じ、日本人の生活習慣や伝統的な日本文化などを体験できただけでなく、日本の会社を見学する機会もあり、生産性の高さの要因の一つが会社の仕組みや社員の勤務態度にあることを知りました。そしてベトナムへ帰ってから、次は旅行ではなく、新しい知識を得るために日本へ留学しようと決心しました。

 

日本□□大学には、世界各国からの教師、学生が他のどの大学よりも多く集まっています。私は、第一に日本語を学びたいと思います。第二に経済学の勉強を続けたいです。政治や経済の面だけでなく、文化的にも人的交流においても越日関係が深まりつつある現在、日本の先進的知識を学び、ベトナムの発展に貢献したいと願うからです。更に、日本□□大学の国際的な環境の中で世界中の人々との友情を育てたいです。それによって世界の中でのベトナムも知ることができます。

 

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一貫性

日本語を勉強するきっかけ。理由。 ハノイでの経験。 日本での経験。 大学で何をしたいか。将来何をしたいか。 

222

具体性

ドラえもん。 スピーチコンテスト、誇り。 日本旅行。日本体験。会社見学。 日本□□大学、日本語、経済学。ベトナムの発展に貢献。 

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強い意志 

日本の発展の秘密を知りたい。 頑張ろう、経験しよう。 留学しよう。 学びたい。ベトナムの発展に貢献したい。友情を育てたい。